薬学生から医学生、その先へ

薬学部から医学部に学士編入した医学生によるブログ。専門はがん幹細胞。アカデミックを目指しながら、事業にも挑戦中。

スウェーデンからの留学生!

スポンサーリンク

f:id:medical-business:20190813214122j:plain


先月スウェーデンからEstelleさんという方が留学生として来ていました。

たまたま病理学の教室にEstelleも通っていたので、自然と仲良くなりました。

これは英語を練習する絶好のチャンスだと思い、しつこいくらいに話しかけました笑

4年前、ニュージーランドに留学した時、英語を使ったコミュニケーションで一番大事なことは、正しい英語を話すことではなく、笑顔で楽しく話すことということを身をもって学んでいたので楽しく会話することを心がけました。

少しくらい間違えてもいいです笑

楽しみながらEstelleと会話をするなかで感じたことを書こうと思います

f:id:medical-business:20190811140348p:plain

スウェーデンからきたEstelleさん

スウェーデンと日本の医学部の違い

僕がたまたま試験期間だったこともあり、画像診断のCTの問題を一緒に解いたりしてました。

その時に英語で問題を解くのですが、脳の血管の名前や脳の部位の名前が英語で書いてあるとさっぱりわからないものがたくさんありました笑

でも、Estelleは、余裕で理解しているようでした。

スウェーデンは、母国語はスウェーデン語なのに、なぜ英語ですんなり理解できるのだろうと思い、彼女に聞いてみました。

すると彼女は、「スウェーデンでは、講義で話す言葉はスウェーデン語だけど、テキストやレジュメは全て英語だよ。」と答えました。

いやそれは日本の学生と差が出ますわ笑

聞くと、スウェーデンでは、テレビ番組でもテロップだけスウェーデン語で会話は英語という番組も少なくないそうです。

小学校では、ただ英語を教えるだけでなく、英語でディスカッションもするそうです。

今となっては、うらやましい気もしますが、母国語以外で医学を勉強するのは相当な負荷だろうなあと思いました。

 

そして、話せば話すほど、スウェーデンと日本の医学部の違いも明らかになってきました。

例えば、北大では1学年の男女比が、男:女=8:2くらいですが、スウェーデンだと3:7くらいだそうです。

国全体として、女性医師の方が多いようです。

日本だと、女性医師の職場復帰支援などに関して、行政や病院がみんな必死になって対策をしています。

スウェーデンがどういう対策をしているのかが、大きなヒントになる気がします。

 

また、卒後の研修も、都会の病院を選ぶより田舎の病院を選んだ方が期間が短くなるそうです。

田舎の方が給料が高いというインセンティブで田舎への就職を促進しようとする日本に対して、田舎の方が研修期間が短いというインセンティブで促進しようとするスウェーデン。

田舎に医師を送りたいという思惑は一緒でもそれに対するアプローチが違うのは面白いなあって思いました。

 

そして、さすがは高福祉国家のスウェーデン。

医学部生への奨学金制度もかなり充実しているようです。

PhDの学生へは、当然給料も支給されます。

消費税25%はなかなかすごいですが、リターンも相当大きいですね。

話を聞けば聞くほどスウェーデンと日本の医学部の環境には違いがありそうです。

今度スウェーデンに行くときは、大学に潜り込んでその違いを肌で感じて来ようと思います。

f:id:medical-business:20190812152858j:plain

学会にも一緒に参加しました

 

楽しい時間をありがとう

Estelleは、僕の人生の中で初めて会ったスウェーデンの方でした。(日本に住んでるので当然ですが笑)

とっても優しくて、3週間ちょっとの間1日1時間話すかどうかでしたが、「よっ」って挨拶するくらい仲良くなれました笑

また、僕の海外に行きたい思いを強くさせてくれました。

このタイミングで出会ったのも何かの縁なので、来春にスウェーデンに行って、Estelleにあいさつしがてら、カロリンスカ研究所をみてきます。

 

最後のFarewell partyでは、スウェーデンのちょっとしょっぱいキャンディを食べたり、ジンジャー味のビスケットを食べたりとスウェーデンの文化にも触れて、新鮮な気持ちにもなりました笑

そして、 英語で会話を繰り返す中で、英語のトーク力が向上するのを感じました。

最後の方はちょっとしたジョークも言えるようになってました笑

Estelleが僕の英語を一生懸命理解しようとしてくれたことに感謝です笑

 

最後に

やっぱり異文化交流は楽しいですね!

日本にいると単一民族の島国国家なので忘れてしまいそうになりますが、同じ地球上には 、日本人とは全く異なる価値観で生きている人たちもいる。

そんな人たちのこと、国のことを知れば、日本のことをもっと好きになったり、問題点も見えてくるのではないでしょうか。

 

僕の友達で世界を旅している勢は総じて人としての器が大きい。深い。

n数はそんなに多くありませんが、日本にいては触れられない「なにか」に触れることでそうなるのでしょう。

僕も将来活動するフィールドに海外も入れながら、医学の勉強をしていこうと思います。

 

ありがとう!Estelle!Tak(スウェーデン語でありがとう)