薬学生から医学生、その先へ

薬学部から医学部に学士編入した医学生によるブログ。専門はがん幹細胞。アカデミックを目指しながら、事業にも挑戦中。

僕らは食を通して「場」を作りたい

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f:id:medical-business:20190924002023p:plainみなさん、お久しぶりです!

製造先やと取引先とのやりとりでてんてこ舞いのこうせいです。

でも、最近の一瞬一瞬が新しいことの連続で「あぁ、生きてるなあ」って気がしてます。

 さて、今回の記事ですが僕のやっているチョコレートの事業の何をしたいのかについて

考えたことを書きます。

僕の作っているチョコレートは、100gで成人男性1日推定平均必要量に対する各栄養素の比率が10〜30%以上に設計されている完全食のチョコレートです。

もともとは、皮膚病や加齢による嚥下障害などを有する患者さんや高齢者の方に栄養をとってもらいたいという着想で事業を開始しました。

しかし、事業を進めていくうちに僕が患者さんに提供できる価値は、栄養学的な栄養だけではなくて、精神的な栄養もあるのではないかと感じ始めました。

 

先日、患者さんたちに試作を食べていただいたのですが、「おいしい」や「ありがとう」の声をたくさんいただきました。

身体の状態により食べられるものが少ない患者さんたちにとって、栄養を取ることは必須です。

しかし、既存の栄養剤は、食の重要な要素である「楽しい」「誰かと一緒に」という部分を完全に無視してしまっています。

いくら栄養が取れてもそれでは全く意味がない。

   

そんなときにとある記事を読み、僕は自分のポジションを確信しました。

記事の中で対談されてるのは、ベースフードの橋本さんとFABRIC TOKYOの森さんです。

両氏ともお会いしたことはありませんが、D2Cビジネスの先駆者としていつも記事やブログなどを参考にさせていただいています。

それがこの記事です

media.startup-db.com

この記事の中で、アメリカのスーツケースのD2Cスタートアップである、AWAYに関して森さんがこう言及しています。 

「たとえばですが、アメリカで急成長しているAWAY(アウェイ)ってスーツケースのD2Cブランドがあります。彼らは自分たちをスーツケースメーカーだとは思っていないんですよ。旅雑誌を作って本屋に売ったり、編集者を雇ったり。彼らは、あくまでも旅を提案するブランド、なんです。

スーツケースメーカーだったら絶対にやらないような無駄なことを、合理的に本気で続けています。店舗を持っているので、占いイベントを開催して旅行先の提案とか、普通なら絶対にやらないですよね(笑)」

このコメントを読んで僕は、確信しました。

僕がやっていることもチョコレートメーカーじゃない。

チョコレートを通して、嚥下障害者などと周りの社会を繋ぐ架け橋になること。

既存のチョコレートメーカーや栄養剤を作っている企業がやらなかった部分を自分たちの強みにしてブランディングすること。

D2Cスタートアップは自社のポジショニングを明確にすることが重要なので、この自社のブランディングに関しては今後もチームメンバーととことん議論を重ねていきます!